万象学 3

「万象学」の続きです。
「木、火、土、金、水」の内
今日は 火・・・・・表現(本能)の強い人。
表現本能は火の気(性)を強く受けた本能で、その火には
「丙と丁(ひのえとひのと)のふたつがあって」、それぞれの特性は
次の通り、と書いてあります。丙・・・(太陽)は明るく活発だが
思いやりのなさで失敗する一面もありますが感情豊かで情熱的。
また 抜群の決断力で、瞬時にものごとの要 不要を見分ける事が
出来るので、組織の中ではリーダー的存在になるとか。
空気を読むのが上手なお方!?
幹事役にはうってつけ。
ただし、太陽が一方的に光を照らすように、
やることなすこと全てが押しつけがましい印象を与えます。
その為に 煙たがられる印象も?・・・。
人との関係においては、親密な関係を築くよりも一定の距離をおいて
付き合った方がベターであって、トラブルを未然に防ぐ事にも
繋がります、とのことですね。

同じ表現(能力)の強い人でも、こちらは丁(ひのと)。
丁・・・・・(ランプの灯、焚き火)
鋭い観察力で人のアラさがしが得意。
電気の通っていない山小屋のような暗い場所や日陰など
陽の当たらない場所に明るく光をともすのがランプです。
同じ様に 誰も気が付かない事を取り上げたり、ふだん光が
当たらない人に光を当てたりすることのできる人。
心の温かい、ほのぼのとした人情家だとか。
人には見えないものごとの裏側までも見えてしまう為
洞察力がある一方で、人の欠点ばかりを見付けてしまうといった
損なところもある、とのことです。
「表現本能」 とは
ものごとを伝えていく本能でもあり従って表現本能の強い人は
非常にアピールする力を持っているそうな。
良きにつけ悪しきにつけても 自分を誇示したい!という意識が
表現本能の本質です。そして コレの強い人は非常に
感受性が豊かであって神経質な一面も持ってるそうな。
<表現本能の強い人の職業適性>
自己主張が激しいと同時に、鋭い観察力、洞察力を持っていて
感受性が豊かであって神経質な一面も持っているのが
表現本能の強い人。
個性が強すぎ、実業家には向いてませんが
ジャーナリストや小説家、新聞記者や芸術家、美的感覚には
秀でているそうです。
以上、表現本能の強い人。
ここには 書ききれないほど ありますが 「万象学入門」から。
次回は「土」 魅力(本能)の強い人。